ちょっと新しくなった「究極の胡麻せん」お酒に合います。
実は、其角せんべいが創業以来お願いしていた、草加のせんべい生地屋さんが、諸事情で昨年廃業。昨年秋から、新しい生地屋さんのせんべい生地に代わっております。だからって基本は同じなのですが、やはり生地屋さんが変わると、微妙にいろいろ変わります。一番違うのは、お米の挽き加減。新しい生地屋さんは前のより、お米の挽き方が細かい。ですから、せんべいは、以前より「パリッと」した感じが増しております。お気づきでした?
写真の「究極の胡麻せん」大判胡麻も、胡麻が少し細かくなり、厚みも増して、食べ応えと香ばしさがましております。もともと胡麻たっぷりなのが、より胡麻たっぷりとなりました。この「究極の胡麻せん」実は、お酒にとてもよく合います。特に日本酒。「胡麻せんと冷や酒」の取り合わせは、池波正太郎の「鬼平犯科帳」にも登場しますが、あのグルメで鳴らした池波正太郎のおすすめですから、これは絶品です。其角主人としては、熱燗でもいいと思いますよ。あとは赤ワインとの取り合わせもすごくイケます。ゴマのコクと赤ワインがぴったりです。普通は醤油とワインは合わないのですが、「究極の胡麻せん」と赤ワインは別。白ワイン好きならよく冷えた白ワインもいいです。あとウイスキーも!!水割りでもよいですが、ここはストレートで。「究極の胡麻せん」の強烈な胡麻の香ばしさと、ウイスキーのストレートのガツンとくる香りがたまりません。止まらなくなります。
というわけで、寒い夜には「究極の胡麻せん」とお酒でごゆるりと過ごされてはいかかですか?